2019年初夏、まだコロナの猛威を知らぬ時、我が日本に
新たな IOTA ナンバー(クレジット)
「AS-206」が誕生しました。
この貴重な誕生の場面に立ち会えた思い出を記録に残したく思います・・・。
まずは、ChatGPT くんに総括していただきましょう!アマチュア無線のIOTAにおける、新ナンバー、AS-206誕生の経緯をレポートにまとめてください!以下は、アマチュア無線の IOTA(Islands On The Air)における新番号「AS-206」誕生の経緯をまとめたレポートです。IOTA の背景や制度も含めて、分かりやすく整理しました。

IOTA とは
IOTA(Islands On The Air)は、英国無線協会(RSGB)が中心となって運営している、世界中の島々との交信を対象としたアマチュア無線アワードプログラムです。島の数は外洋にある自然島を中心に 1,200 グループまで区分され、各グループごとにリファレンス番号が割り当てられています。

AS-206 の背景・誕生理由

現行番号の見直し
IOTA のリファレンス番号は、島の分布や運用実績の変化に応じて定期的に見直されます。これは、より公平に運用者がクレジット(IOTA番号を得る)できるようにするためです。

AS-117 の分割
従来、日本の本州沿岸の島々は AS-117(Honshu’s Coastal Islands) にまとめられていましたが、IOTA委員会はこの大きな島グループを 東日本と西日本に分割する方針を打ち出しました。
AS-117:西日本側(JA3/JA4/JA9 エリア)の本州沿岸の島
AS-206:新たに割り当てられた東日本側(JA0/JA1/JA2/JA7 エリア)の本州沿岸の島
この分割の目的は、運用局が増え、東日本と西日本でそれぞれ独立した IOTA グループとした方が運用が活発になると判断されたためです。

AS-206 と仮番号(P 付き)の運用
IOTA 番号は、まず「仮番号(Provisional)」として割り振られ、一定数の交信実績・必要書類提出などの条件を満たすことで、正式な IOTA グループ番号(AS-206)となります。この過程は IOTA の標準的な運用ルールに基づいています。
AS-206 の仮番号は 2019年ごろに付与され、当時は 「AS-206P」 として運用開始が認められました。運用の実績が一定数に達したあとは、末尾の “P” が外れて AS-206 として正式な番号になります。
AS-206 の意味と意義
地理的な整理
本州沿岸の島々は広く分布していますが、東西に分けることで 運用ポイントや運用機会が明確に区分され、チェイサー(追いかける局)にとって挑戦しやすくなります。
運用機会の増加
東日本側の島々が独自の番号になることで、より多くのアクティビティが促され、実運用や DX ペディションが企画されやすくなります。結果として、世界中の IOTA チェイサーに新しい交信ターゲットが増えます。
まとめ
・IOTA は世界の島々を対象にしたアマチュア無線アワードプログラム。
・既存のグループ(AS-117)に対して見直しが入り、分割が決定された。
・東日本側の本州沿岸は、新番号 AS-206(元は仮番号 AS-206P) として独立。
・この変更により、運用機会が増え、IOTA チェイスの楽しみが広がる。
以上、ChatGPTくん解説でした。すばらしい。パチパチパチ!ここからは私、人間が担当します。2018年8月、IOTAの事務局から
「IOTAリストへの追加提案」が9月期日で全世界に求められました。日本からは、IOTA CP JAPAN の JA9IFFさんが中心となって提案が行われました。
cf.
JN6RZM局BLOG記事 有効なIOTAグループのIOTAリストへの追加提案(期限10月1日)しかし、残念ながら10月の発表では選に漏れました。
2018/10/14 the RSGB Convention 発表 6ヶ所の追加EU-192P SM/OH Kataja Island
OC-297P FO Morane Atoll
NA-249P KP4 Puerto Rico's Coastal Islands
NA-250P KL Yakutat County Group
AS-205P R0X Bering Sea Coast East Group
AS-204P R0F Kuril'skiye Islands Northただし、翌年6月に再度追加があるとの余韻が残されました。これを受け、日本からも「AS-117 の分割提案」が再度、プッシュされたようです。
AS-117をどう分けるか? 日本海側、太平洋側、瀬戸内海側との3分割案もあったようです。私は、AS-117の運用の大部分を占める淡路島を含む、西日本をそのまま AS-117 として残し、佐渡島を中心とした東日本を新たに AS-20*P とすると予測しました。AS-20*P は1、2、7、0エリアを対象、9エリアをどちらにするか・・・と想定します。
私が持っている内緒の IOTA 申請DB(7万件申請)を分析しました。AS-117申請に使われている局のエリア分布は・・・
JA1: 0、JA3:74、JA4:12、JA0: 4
合計:90 サンプルです。
圧倒的に「淡路島」1島でした。もっと言うと、JA3AOP局、JF3BFS局 で完結しています。
いちかばちか、2019年6月に2分割され東日本に新 IOTA 番号割当が採択されることを前提に島移動の計画妄想を始めました。当時から日本の IOTA参加への牽引者である JN6RZM局と情報交換、相談しながら、新 IOTA 誕生を夢見ていました。
2019/04/14 に JN6RZM局へ送ったメール、火がついてます。

この計画を後押ししたのが、宮城県気仙沼市大島への新たな
「気仙沼大島大橋」の設置報道でした。震災を経て、長年の島民の願いだった橋で本土と繋がったのです。開通は 2019/4/7、ベストタイミングです。

移動運用を計画するにあたり、気仙沼大島への下見、ロケハンを実施することにしました。仙台市での仕事あがりに、岩手県一ノ関でレンタカーを借りて、太平洋側気仙沼大島を目指します。散策の様子は、下記の匿名BLOGの手記で代用します。
cf.
私の匿名BLOG 気仙沼・大島以下、帰宅後、JN6RZM局への視察報告メールから抜粋(ヤバイ事も書いているので削除!)
昨夜、帰宅しました。少し長くなります。お付き合いください。
On 2019/04/15 9:42, Shuji Yamamoto wrote:
> 宮城県気仙沼「大島」の橋は10日ほど前にニュースがでました
一ノ関でレンタカーを借りて、中尊寺経由で向かいました。連休初日で天気も悪く寒いので、人出は少ない感じでした。
島内は道路が狭く、このまま観光客が車で押し寄せるとパンクします。連休対応か、島内に誘導員が出ていました。山頂展望台では、道路をとめてあえてバス乗り合い輸送してました。
狙いのキャンプ場に行き、下見を。事前に運用許可をメールフォームで出していましたが、対応されていません。現地責任者もはっきりせず・・・。公の施設「国民休暇村」であることが、難しさの原因のようです。後日、回答をくれるようにお願いしてきました。「国民休暇村」での運用実例を探して、追加申し入れする予定です。
ただし、このキャンプ場、北側が山なのです・・・。島全体、居住エリアが山の南側、気仙沼港側にあります。
現地視察で色々分かりました。キャンプサイトも区画を選ばないと支障がありそうです。4.5時間かけて出かける価値があるか・・・。悩みます。
キャンプ場に向かう途中、いきなり大きなアンテナが目に飛び込んできました。びっくりです。36mクランクアップに7Mhz3エレ。サブタワーに他オールバンドビームです。帰宅して調べたところ、主が分かりました。
私と同じ時代、アクティブだった局です。JR7AMZ局です。
QRZ.COMを見ると、IOTA No. そして、住所の「Island」表示もありません。まったく、IOTA 興味なしのようです。
この局ががんばってくれれば、移動しに行く必要が無い・・・。と、少しヤル気モードが下がりました。
> JO1CRA/7 Kesennuma-O-shimaに期待します。ビームを準備すればWのおっちゃん
> 達が揃って呼んできますよ。
既に、2エレトライバンダーを発注しました。6月末まで、IOTA 移動をするか、悩みます。
では。
□ de JO1CRA Hide

宿泊施設の利用も考えましたがアンテナ展開に不安があります。島内をまわった結果、海抜ゼロですが北側に海を臨む漁港を候補と決めました。

いよいよ、6月、新 IOTA 追加発表が近づいています。当初は発表の週末に合わせて移動、AS-117 で運用を開始し、発表を受けて途中から AS-206P に変身するストーリーでしたが・・・。7月第一週末の 6m and Down Contest に気合を入れて参加するため、移動はコンテスト後へ見送りとなります。
そして、発表が・・・
2019/06/22 Ham Radio Friedrichshafen 発表 6ヶ所の追加AS-206 JA0,1,2,7 Honshu's Coastal Islands East Japan
AS-207 R0K Chukchi Sea Coast Centre group, Chukotskiy Avtonomnyy Okrug, Russia
OC-298 FO Takakoto Atoll, Tuamotu Islands, French Polynesia
OC-299 V6 Yap East group, State of Yap, FMS
OC-300 T31 Mckean and Nikumaroro Atolls, Phoenix Islands, Central Kiribati, Kiribati
SA-101 CE0 Alejandro Selkirk, Juan Fernandez Archipelago Chileやりました。東日本が AS-206 となりました!
発表とともに、色々と動きだします。まず、1000ユニーク局、5大陸との交信を、6/22以降に達成し、AS-206P を正式な AS-206 として認定してもらう必要があり、各局が運用へ取り組みます。
まず、6/29に地元宮城県の JR7DXE局が島民局のアンテナを借りて約220QSOを行いました。世界に向けて狼煙を上げた・・・言うところです。 JH2RMU/2局も運用し約150QSOをサービスとのこと。まだまだ、1000局には到達しません。
この初期のようすは、JN6RZM局のBLOGをご覧ください。
cf.
JN6RZM局BLOG記事 Announcement of New IOTA Groups 2019 cf.
JN6RZM局BLOG記事 AS-206 JR7DXE/7 O Island の運用について7月の 6Dコンテスト参加を完了。いよいよ、気仙沼大島行きを決断しました。ただし、自信が無い私はニュースを出さす、QRZ.COM に計画を掲載し、一部の局に計画を伝えて、一路島へと向かいます。
同じ週末、JF1CCH/0局は佐渡島から AS-206P運用を行うとのこと。共に
AS-206祭りを楽しみましょうと連絡をとりました。
cf.
JN6RZM局BLOG記事 AS-206P All operation plan (2019-07-12)
以後、<運用編>へと続きます・・・。